たった1枚の評価シート・・・・・

「旧態以前の開発部門」、これは新聞記事の見出しのタイトルです。
燃費データ改ざんなどの不正があった自動車メーカーに関する記事です。

10数年前のリコール隠し問題で、深刻な顧客離れを招き、信頼回復のために
社内改革を目指し、500ページにわたる提言書がまとめられたそうです。
しかしながら、残念なことに、この提言は機能しなかったようです。

専門家として、規程の見直しなどをご提案させていただく機会があります。
数年前に、小さな会社さんに人事制度のご提案をさせていただきました。
根付くまでには、時間がかかりましたが、今、違った形で活かしています。

たった1枚の評価シートですが、数名の従業員の皆さんが集まり、360度評価
に活用しています。集まりは、月に1度と伺っています。
経営者はオブザーバーとしての参加ですが、参加している従業員の皆さんが
見事にPDCAサイクルを回しています。

見映えやボリュームで絵に描いた餅になるような資料より、自らが活かすこと
これが、何より大事なことではないでしょうか?
なぜなら、主体となるのは、実際に業務に携わる従業員の皆さんだからです。

定例訪問の都度、評価シートの活用方法を伺うことが楽しくなる会社さんの
お話です。
お話を伺いながら、専門家として見守っています。

お気軽にご相談ください。

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