短時間労働者の厚生年金適用拡大と実務・・・・・②

短時間労働者の厚生年金の適用拡大は、実務上、悩ましい問題があります。

例えば、1週間の所定労働時間が20時間以上という加入要件ですが、雇用契約書など
では20時間未満であったとしても実態として20時間以上就業した場合の取扱いです。
加入要件を充足するのかしないのか?悩ましいところです。

厚生労働省から発出された通達では、『実態の労働時間』の『直近2月』の状況を判断
材料とすることが明記されています。
従って、雇用契約と併せて実際の就業管理をしっかり行っておくことが重要になります。

社会保険料は、労使折半ですが、ボディーブローのように企業の経営に影響を及ぼす
ものです。
パート労働者の活用方法を社内でご検討することをお勧めします。

お気軽にご相談ください。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です