求人難・・・A社の取組み
「ホワイト企業」とは、お世辞にも言えなかったA社。
むしろ、ブラックに近かった印象でした。
しかも、個人事業主です。
このA社の業界に、8時間労働、という慣行は全く通用しません。
したがって、雇用保険や労災保険など事業主に認識はあっても
従業員の加入は手つかずの状態です。
しかし、『襟を正す』ことで、今、A社は、「ホワイト企業」に近づき
つつあります。
8時間労働当たり前、残業手当はきちんと支払う、従業員のため
雇用保険、労災保険は加入する。
この1年で、劇的に変貌遂げたA社です。
ご多分に漏れず、A社においても採用の問題が生じました。
敷居が高かったハローワークに、求人票を出すことになります。
専門家として、ささやかなご提案をさせていただきました。
ただ、専門家の助言以上に、ハローワークの担当者の心を捉えた
ことは、事業主の採用にかける想いでした。
ハローワークの窓口での求職者への相談で、同業他社よりはるか
に柔軟性のあるA社の採用条件が功を奏し、A社の応募者が複数
になりました。
今では、人手不足も解消し、繁忙期に向けて、新人従業員の育成
をしています。
単なる多様な労働条件を設定することではなく、人手不足なら、
従業員のために思い切って休日を増やすというような大胆な発想
ができる事業主だったからこそのなせる業でした。
お気軽にご相談ください。