部下のレベルアップ・・・・・その1
サラリーマン時代に実行していた部下のレベルアップ方法です。
仕事で何かわからないことや疑問に感じたことを解消するための方法は、『聞いてしまうこと』です。
社内なら上司や先輩、同僚、社外なら行政機関ですね。
ただ、『聞く』という行動は、知識として残ることは少ないようです。
私が部下との間で決めたルールは、社内のマニュアルを一度調べてから上司の私に質問することでした。
今風なら、辞書引き、なのでしょうか?当初、部下は時間がかかるので、ためらっているようでした。
しかし、熱心にマニュアルを調べてくれた部下を労い、時には、私の過ちを指摘してくれることに、
感謝の意を示すことで、風向きは変わりました。
そもそも、これには、2つの効果があります。
マニュアルを調べた部下自身の質問内容が向上すること、何より曖昧な知識しか持ち得ていなかった私自身
がブラッシュアップできたことです。
部下にお願いをひとつしておきました。これが思わぬ副産物を生みました。
マニュアルに付箋をつけるお願いごとです。
部下の質問内容が向上するにつれて、管理職の意地で、私自身が付箋の部分を復習するようになりました。
すると先ほどの2つの効果がより一層進化していったのです。
遠い昔のやり方でしたが、ちょっとした工夫でレベルアップはできるものです。
お気軽にご相談ください。