起きてしまったことを受け止める労務管理

知り合いの総務関係の責任者から伺ったお話です。
学生アルバイト、特に、高校生のアルバイトの就労に関することです。
この会社で、給与計算をしたところ高校生のアルバイトのタイムカードに、
午後10時以降の打刻がなされていたようです。
満18歳に達しているか否か確認したところ、残念な結果だったそうです。
そこで、法令違反の事実を真摯に受け止め、少なくとも賃金未払は避けることを
決定したようです。

年少者(満18歳に満たない者)は、労働基準法で深夜帯(午後10時から午前5時)
の就労は禁じられています。

今回のお話の中で、大事なことは、深夜帯に就労してしまったことを事実として
真摯に受け止めたことです。
勤怠結果を捻じ曲げるようなことは、あってはならないことです。
年少者を深夜帯に就労させたことの是正と賃金未払は、別の次元の問題です。

『起きてしまったことは受け止める』、簡単なことですが、勇気のいることです。
是正や改善を行っていくうえで、重要なことと言えるでしょう。

お気軽にご相談ください。

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