新型の感染症と労務管理
最近、新型の感染症の流行を危惧する新聞記事をご覧になったことがあるかと思います。
新型の感染症と言えば、数年前の『新型インフルエンザ』を思い起こすことでしょう。
『パンデミック』という世界的な大流行の危惧がささやかれ、対応策を検討されたことでしょう。
今回の新型の感染症は、『ノロウィルス』です。
残念ながら、予防策は、手洗いの励行とならざるをえません。
社内への手洗い方法の周知をお勧めします。
県内では、10月中旬にインフルエンザによる学級閉鎖が発生していますので、
インフルエンザ対策も講じておいた方がいいかもしれません。
さて、問題となるのは、労働者の方の感染状態に伴う労務管理です。
例えば、確定診断はされていないが、発熱など特定の症状のある労働者を出社拒否させる
場合の賃金の補償はどうなるのか?
感染症に罹患した状態に応じて、悩ましい問題が発生します。
労働者の万一の罹患に備えて、取扱いの確認をお勧めします。
お気軽にご相談ください。