公表された労働相談内容
労働相談の窓口ですが、労働局や監督署のことではありません。
労働者が電話で相談するものです。寄せられた相談内容の一部が厚労省から公表されました。
予想していたとおり、長時間労働・過重労働や残業手当の不払いが多いようです。
・労働時間の管理をせず、1日6時間程度、1ヶ月150時間程度の残業があるケース
・毎朝5時半に家を出て、帰宅は22時、休日もほとんどないケース
・管理監督者とされ、労働時間が管理されていないケース
相談の件数もさることながら、共通することは、企業の労務管理に問題があることです。
行政の臨検で、万一、悪質なケースと判断された場合には、しっぺ返しを受けることになります。
労務のトラブルは、決して対岸の火事ではありません。また、いつ起きるとも限りません。
日頃の運用が大切です。
お気軽にご相談ください。