マイナンバー・・・・常在戦場
「常在戦場」という言葉を耳にしたことがあると思います。
常在戦場とは、「常に戦場にあるの心を持って生き、ことに処す」ということです。
越後の長岡藩の藩是とされ、この常在戦場の精神を色濃く伝承した人物として
幕末の長岡藩家老河井継之助と連合艦隊司令長官の山本五十六が有名です。
なお、詳しくは、専門家にお譲りします。
さて、この常在戦場という考え方をマイナンバーに、当てはめてみましょう。
個人情報や個人番号の漏洩リスクは、どんなに高い費用をかけて設備投資を
しても、セキュリティーの技術水準を上げてもゼロになることはありません。
さらに、過去の様々な個人情報漏洩事案の原因は、圧倒的にヒューマンエラー
によるものです。
ひとたび、漏洩が起きると、日常業務に加えて、漏洩の原因究明や問合せ対応
などの後処理という力仕事が待ち構えています。
ましてや企業の信頼回復に、かなりの労力を要します。
長岡藩の藩是であった「常在戦場」という考え方。
マイナンバーや労務管理に当てはめて、考えてみることをお勧めします。
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